オープン教室「こん虫おもしろ実験」が開催されました

昨日、予約なしでどなたでも参加できるオープン教室が開催されました。

今回の教室のテーマは、『こん虫おもしろ実験』
多くの方が参加されて、にぎやかな教室となりました。

アゲハチョウの幼虫、カブトムシの幼虫、シロアリ、コミズムシ、ヤゴ・・・
これらのこん虫を使った実験、初めて知ったことばかりだったでしょうか?
楽しくこん虫と触れあっている様子がうかがえました。


▼アゲハチョウの幼虫の実験。じっくり観察・・・

▼そして、触ってみる!
 

ちょっとビックリしたかな?
一部からは悲鳴のような叫び声も(笑)


実は、アゲハチョウのお尻をつまむと、頭と胸の間の部分からピュッ!と臭角(しゅうかく)を出し、いやな臭いを出すんです。
これは、幼虫が鳥など敵から身を守るためのものだと考えられています。

チョウの幼虫の臭角は、今回の実験で初めて見た方も多かったようです。


他にも、木造住宅の敵といわれる『シロアリ』。。。ちょっと愉快な習性の実験でした。
気に入って、何度も試された方もいたようです。

コミズムシの実験もたいへんおもしろかったです。
オープン教室終了後に、家でもやってみたい!と、昆虫館の生態園のみどり池に繰り出して、職員と共にコミズムシを採集して帰る方もいらっしゃいましたよ!

今回の教室では、それぞれのこん虫のおもしろい習性を、間近で見ていただきました。
よく知ってるこん虫の違う面を見ることができたのではないでしょうか。

次回のオープン教室は、10月に開催の予定です。お楽しみに〜♪